9月発売の写真集『世界の終わりのお愉しみ』追加撮影であります!
消された展で意気投合したモデルのユキさんを撮影してきました。
深夜に集合。千葉県某所へ。日の出から午前中を狙います。
写真にはどういうわけか過去しか写らない。
だとしたら、終焉する文明を写真に写すことで、それは実際に起きた事象になる。
現実に起きている、人災かと思われる疫病、政治腐敗、戦争。資本主義の、文明の終わりなのではないかと思われるこの時代に、ヒトが原初のようにヒトとという動物として、自由に笑う姿を事実として記録するならば、それは何かしらへの希望と抵抗になるのではないか。
そういうテーマを話した時に、
「森でエロく暴れたらいいんですね!」
と明確に理解してノって下さいました(※ユキさんの発言を私なりの解釈で記述しています)
都会の喧騒を後に、一路山間部へ。
東京湾アクアラインを越え深夜の外房へ向かう。闇と静寂が次第に深まっていく。
ほんとうに文明が終わってしまうよう、あれ、なんか光った?
動物の目じゃん!?こわっ!
……写真は撮れませんでしたがキョンでした。
一晩に5匹以上見たぞ。
マジかよ。キョンでレンズ拭けるってさ。
ユキさん思想も見た目も素晴らしい方です。
というか見た目すごい好きなんですけど!
エロすぎ!!
なんかポーズ指定とかぜんぜんしなかったな。(これは最近の自分の撮り方でもあるのだけれど)
思想を共有し、何をつくるかが定まっていると写真家もモデルもかなり自由になります。
この自由というのが大事で、自由な状況ということは悩みなく成果を撮れているということになります。
文明の終わりに動物としてのヒトを取り戻す瞬間を切り取る、ということが成しえたのではないか?(キョンを追いかけたり追われたりしながら)
そんなこの日の写真は9月発売の写真集『世界の終わりのお愉しみ』に収録予定!
また、パネルの展示も予定していますのでどうぞご期待ください!
そして、帰路にいろいろと神々しいことがあったのでまた改めて記述できればと思います!
Carpe diem🍺 Memento mori💕