
ファームウェア ver3.01に対応した設定祭りつづき!
今回はメニュー編です。
設定の多い、f2 カスタムボタン→f1 iメニュー→カスタムメニューすべて、という順序でやっていきますよ!
過去記事からの更新項目に★印つけてます。
- ★カスタムボタンの機能(撮影)
- iメニューのカスタマイズ
- カスタムメニュー
- 設定は哲学
★カスタムボタンの機能(撮影)


カスタムボタンの機能(撮影)から。
カスタムメニュー → f操作 → f2のところにあります。
Fn1
ここ超重要なのでFn1に関わる全ての設定の妙を順を追ってこの項目に記述しちゃいます。
あなたとカメラのフォーカス力が75%は増強されます!
立ち上がれ!
AFの駆動
まず、a6の項目で半押しAFをオフにします。
AFは親指のところのAF-ONボタンで行います。
基本的に親指押しっぱなしでレリーズするイメージ。
これは何故かというと、シャッター半押しでAFをオンにするとAFを動かしたくない時にもAFが動いてしまうからです。設定のできるカメラをお持ちであれば実際に試して頂きたいのですが、例えばレンズの最短撮影距離で撮影する時などはAFをいちいち動かすよりもフォーカスを固定して自身が前後した方が撮りやすいです。他にも空の星や雲を撮るなら一度無限遠にフォーカスが合えばもうピントを動かす必要はありません。持ってる人は試してみよー!

全てシャッター優先に
あらゆる状況下でレリーズを優先させます。
ピントの合焦よりもシャッタータイミングを優先!
a1 AF-Cモードの優先、a2 AF-Sモード時の優先をいずれもフォーカスに設定します。
参考
基本のAF
AF-ONボタンを押した時の基本のAFは、AF-CのオートエリアAFで、AF時の被写体検出設定はオートか自分の主要な被写体にします。
これで雑にAF-ONボタンを押せばとりあえずフォーカスが合焦してくれます。
被写体検出については動物しか撮らない人はどーぶつ、ひこーきしか撮らない人は飛行機でいいと思います。
サブのAF
ここが肝!
サブのAFをFn1に設定します。

Fn1(上の画像の10番)に、カスタムメニューf2から[撮影機能の呼び出し(ホールド)]を設定します。
撮影機能の内容で、AFエリアモード-3Dトラッキングにチェック、被写体検出をOFFにします。


すると何が起きるのか?
通常時は何も考えずにAF-ONを押しながら撮影します。ほとんどの状況でこれて事足りるでしょう。
しかしもし上手くいかない時はサブのAFを使います。
Fn1を押すとカメラ中央に四角のフォーカスポイントが現れます。まずカメラの画角を動かして、フォーカスポイント合焦させたいところと重ねます。ここでAF-ONボタンを押すと、重ねたところをロックオンして合焦させたところを追い続けるという挙動をしてくれます。あとはそのままAF-ONボタンを押し続けながらカメラを動かして撮りたい構図にするだけ。
ちょっと文字でだけだと分かりづらいので、騙されたと思ってとにかくやってみてー!
ちなみに、Z7系やZ6系、他ニコン3Dトラッキングが搭載されていない機種は3Dトラッキングの変わりにターゲット追尾AFを設定しておけば同様のことができます。
まずフルオートを動かし、もしそれがうまくいかなければ手動で位置を合わせてロックオン!
Fn2ボタン……プレビュー

Fn1に多量の文字数を使いましたが続いて他のFnボタンの解説をして参ります。
まずはFn2にプレビューを。
絞った時のEVF、被写界深度ウソやんけと気付きまして……。
F3から三周回って元の場所に戻った感じ。
ストロボ時も便利です!
★縦位置Fnボタン、及び縦グリのボタン全般
縦グリ持っていないのでスルーです(ごめん)。
縦グリ着けるぐらいならはじめからZ9で良いんじゃねーの!?とかイキってましたが最近人物撮影系の依頼で縦位置オンリーってのをよく受けてます。縦グリ欲しくなってきた……。
★フォーカスモードボタン
フォーカスモード/AFエリアモードにしています。
そのまま!
★プロテクト/Fn3ボタン

再生にしています。少し前の機種では再生が割り当てられていたので同じ操作感に。
手持ちのカメラにが全てプロテクトならばそのままで良いと思います。
AF-ONボタン

そのままAF-ON
サブセレクター中央

スターライトビューに。
暗い、と思ったら一撃押せばok。
ストロボや長秒露光時にも威力を発揮します!
暗闇で便利な機能を3つ搭載したZ8ですが、実際に使ってみたところ使用頻度はボタンイルミネーター>スターライトビュー>赤色表示の順でした。
このうちボタンイルミネーターは設定でオフにしておいても電源スイッチを肩液晶が点灯するところまで回せば一緒に点灯することが発覚。さすが俺達のニコン。
DISPボタン
そのままDISP
★再生ボタン

再生にしました!
ミラーレス特有の機能として、撮影した画像をファインダーで確認することができると気付いたのですが、右手の親指が届くところに再生ボタンがあると便利です。
ニコンもZ6/Z7の時は気付いていなかったな!(笑)
動画撮影ボタン

FX/DX切り替え
使用頻度最多級!
Z8はDXモードでも2000万画素で撮れます。
なので24-120が実質24-180に、単焦点の58mmが85mmを、24mmが35mmを、35mmが50mmを兼用する、みたいな使い勝手となります!
★露出補正ボタン

ISO感度
隣にありますが露出補正という機能をほとんど使わないのでさっと手の届くここに設置!
露出補正するぐらいならISO直接変えます!
ISO感度ボタン
そのままISO感度!
コマンドダイヤル、BKTボタン、WBボタン
そのままそれぞれコマンドダイヤル、BKT、ホワイトバランス。
レンズのFNボタン
ライブビュー情報表示の消灯
ここ悩みどころ。
全てのレンズにこのボタンが付いていれば活用するのですが、合ったり無かったりだと結局覚えないから。。。
レリーズモードボタン
そのままレリーズモード!
レンズのFnリング(左回し/右回し)
なにこれいつの間にあった!?
とりあえずデフォのままです!
レンズのFn2ボタン/レンズのメモリリセットボタン
そんなもん付いてる高級レンズ持ってません(泣)
レンズのコントロールリング
悩みどころ。
絞りにしているものの、やはり全てのレンズに付いていないと存在を忘れる。
iメニューのカスタマイズ

iメニュー。カメラ背面のiボタンを押すことで表示できるショートカットです。
ドコモは関係ありません!
左上から解説。
[ピクチャーコントロール]
ピクチャーコントロールとは言うなればフィルムカメラにおいてのフィルム交換。カラーか、モノクロかを始めとして頻繁に変更することになります。
[画質モード]
RAWとかJPGの切り替え。
通常時(通常時ってなんだよ?)と気合い入ってる時で切り替えますので変えやすいところに置きたい。
[AFエリアモード/被写体検出]
被写体検出って便利だけど勝手にピント合わされても困ることも多い。オンオフを自在に切り替えられるようにしておきます。
[手ブレ補正]
三脚とか一部のオールドレンズを使う時はオフにするぞ!
★[露出ディレーモード]
三脚撮影時に手ブレ等のショックが落ち着いてからレリーズできるように。
0.5〜1秒で良いです。
ちなみに四つ葉ボタンのレリーズモードからセルフタイマーでもいい(ただし最短2秒)。
[測光モード]
ハイライト重点測光が便利そうなので。
舞台とかライブとかでめちゃくちゃ暗い時、ハイライトだけが写るように撮るとかなり露出を稼げます。
実験したいのですがオートよりマニュアルでISO調整の方が信頼できることが多いのでなかなか機会がありません。
[モニター/ファインダーの明るさ]
特定条件下でうまくいかない時にすぐ変えたいよね〜って思って置いてますが実際ほぼ使ったことありません。
[ビューモード設定(静止画Lv)]
撮影設定を優先→定常光では基本これ/ストロボで地明かりを見たい時
見やすさ重視→暗所時/ストロボ撮影時の基本
ってな感じで切り替えます。
[アクティブD-ライティング]
照明条件が自分でコントロールできない時に助かるアクティブD。
暗部を自動で明るくしてくれます。
★[撮影メニュー切り換え]
フラグシップ級の機種では撮影設定を保存することができます。
静止画撮影メニューを4つまで記憶します。
A常用(軽快さ重視)、B作品用(クオリティ重視)、C仕事用(安定性と冗長性)に設定しました。人によってはストロボ用、連射用、特定レンズ用、などにしている方もいるようです。
★[カスタムメニュー切り換え]
撮影メニューを補足するかたちでAは撮影メニューのA用、BはB用、と設定すると便利です。
[サイレントモード]
これもかなり使用頻度が高いです。いつでも静粛に切り替え。
ってかZ8はシャッター音をわざわざスピーカーから流してますがこれが将来的にどうなっていくのか。
シャッター音って、昔あったよねー? みたいになるのだろうか。
カスタムメニュー

カスタムメニュー、増えましたね!
カスタムメニューの管理
撮影メニュー同様、動画と静止画共通でA〜Dの4種類登録できます。
カスタムメニュー内で設定した項目を保存しておくことができます。
撮影メニューのA用にA、撮影メニューB用にB、と設定しておくと便利です。
a フォーカス
a1,a2 AFの優先
シャッターを優先するかピントを優先するか。
私はピントが合っていなくてもシャッターを切りたいのでシャッター優先です!
a3 AFロックオン a4 AF点数
デフォルトで使用しています。
a5 縦/横位置フォーカスポイント切替え
UIが変わるのが嫌なのでオフにしています。
a6 半押しAF駆動
オフにしちゃうよー!
a7 〜 a11
あんまり影響ない(自分の場合は)のでお好みで。
フォーカスポイントを手動選択する時に違和感があれば変更してみましょう。
a12 内蔵AF補助光の照射設定
暗い時に補助光出してAFのできる明るさにする設定。
急に光るとびっくりするのでオフにしてます。
てかオンにしてもめったに光らないよね?
a13フォーカスピーキング
オフ!オンにすると見辛くないですか??
★a14 絞り開放Lv
新機能!
これ状況によって変える系です!
ブラックアウトフリーにしたい時(連射時等)はオフ、ブラックアウトしても明るさとAF優先したい時(ストロボ撮影時等)はオン!
★a15 フォーカスポイントの移動速度
こんなん速い方がええやろ!
★a16 フォーカスリミッター設定
新機能!
基本オフ!望遠レンズで一定距離のものを撮りたい時、降雪やフェンス越しの撮影で近くにピントを合わせたくない時等に設定するとAFの効率が上がります。
※便利そうだけど短時間ならマニュアルで撮った方が速そう。
a17 AF設定時のフォーカスリング操作
オン!
いつでもマニュアルに移行できるように。
b 露出・測光
b1 Iso感度ステップ幅、b2 露出設定ステップ幅
細かく刻みたいので1/3
b3 露出補正簡易設定
露出補正ほとんどしないのでオフ
b4 マルチパターン測光の顔検出
オン
b5 中央部重点測光範囲
標準で。初心者は小さめが露出を学べていいと思います。
中央にあるものを18%グレー(人間の肌の基準露出)にしてくれます。
b6 基準露出レベルの調整
明確に変えたい意思がないならば触らないようにしましょう。
b7 絞り値変化時の露出維持
これ今まで使ってなかったんだけど改めて見たら便利な予感。
ISO感度でオンにしてみようかな。
確実に写真が下手になる怠惰な機能ではある、が、理解して使うならアリ。
シャッタースピードで使うのは絶対ダメ、わけわかんなくなるよ!
c AEロック・半押しタイマー
お好みでどうぞ!
パワーオフ時間の半押しタイマーに3分が欲しい……。
d 撮影・記録・表示
d1 連続撮影速度
お好みで。
自分は高速15、低速3です。
d2 連続撮影コマ数
無限にしない理由ある??
d3 プリキャプチャー記録設定
基本は最大にしておきましょう。
最大だとコマ数が増えすぎて後の選択が大変という弊害があるのでどこまで限定するかは状況次第で。
d4 連動レリーズモード
複数台のニコンのカメラで同時レリーズする場合に設定します。
d5 露出ディレーモード
三脚で静物を撮影する時にあらゆる振動をキャンセルしたい場合に設定します。
d6 Mモード時のシャッタースピード延長
オン!
オフにする理由がない!
d7 撮像範囲の限定
お好みで。
d8 連番モード
オンにしています。
PCに転送した時のファイル名被りを減らしたいので。
d9 ビューモード設定(静止画Lv)
撮影設定を優先→ フラッシュ使用時を含まない
見やすさ重視→ カスタム→ ホワイトバランス=撮影設定を反映・ピクチャーコントロール=撮影設定を反映・暗部補正=OFF
d10〜D11
暗い時にオン!
イルミネーターは電源ダイヤルを回し切ることでオンにできます。
d13 連続撮影中の表示
オン。オフ意味わからん!節電?
d14 撮影タイミング表示
お好みで!
d15 画面枠表示
これオンオフしてみたけど何が変わるか分からないです!
知ってる人おしえてください!
d16 ガイドラインの種類
お好みで!
d17 水準器
Type A
水準器を使う時は水準を出す時で、フレーミングする時ではありません。
なるべくでかいものを。
★d18 半押し拡大解除(MF)
OFFにする明確な理由がなければONで!
d19 撮影画面カスタマイズ(画像モニター)
画面1=SIMPLE
画面2=SIMPLE+DETAIL
画面3=SIMPLE+水準器+ガイドライン+センターマーカー
画面2を通常時。これで足らないならば画面3の構図確認用、画面1のレンズ前確認用を使います。
d20 撮影画面カスタマイズ(ファインダー)
画面1=SIMPLE+DETAIL
画面2=SIMPLE+DETAIL+水準器+ガイドライン+センターマーカー
基本は画面1で構図情報欲しければ画面2に移行。
d21 ファインダー高フレームレート表示
オン!
電池消耗と発熱を受け入れることでファインダーのフレームレートを上げることができます。
問題がない限りオンで。
ちなみに温度の警告が出ても無視して大丈夫っぽいです。
本当にやばい時は強制停止になる、らしい。
e フラッシュ・BKT撮影
e1同調速度とe2スピード制限をMAXに。
他の項目は、自分は社外品をマニュアルで使うのであんまり触ってません。
f 操作
f1 iメニューのカスタマイズ、f2 カスタムボタンの機能(撮影)
本記事冒頭で解説しました!
f3 カスタムボタンの機能(再生)
デフォルトで使っているのですが突き詰めればもっと便利になるかもしれない……!
f4 操作のロック
これなんらかの罠なので全部オフにしておきましょう。
f5 コマンドダイヤル回転方向の変更
お好きにどうぞー!
f6 ボタンのホールド設定
オンで!
これ一番大事かもしれない。
例えばホワイトバランスを変える時、オフだとWBボタンを押下しながらダイヤルを回しますが、オンではWBボタンを一度押して離してもWB変更状態が継続します。解除はシャッター半押しで。
ここをオンの前提で設定を作っていますので、オフにするなら全体的に見直したほうがいいかもしれません。
f7インジケーター・f8フォーカス回転方向
デフォです。お好みで。
f9 フォーカスリングの角度設定
ぜひ設定したい。
リングの回転量とピントの移動量を同じにします。
設定しないと、リングを回す速度によって移動量が変わります。それって使いにくくない??
自分は90度に設定しています。
★f10〜f14
デフォのままです!
f15 サブセレクター中央を優先
誤操作防止のためオンにしています。
g動画
動画はまたいつか別の機会に……
設定は哲学
何をどのように撮るために、自分が、どうすると撮りやすいのか。
設定は哲学です。
速度と絵作りから選びます。
スポーツが最速で静物が最遅、速いものに対するシャッタータイミングが高度なのは分かりやすいと思いますが、動かないものにだって最適なシャッタータイミングがあります。また、絵作りではカメラの設定の影響を受ける項目がかなりあり、特にJPGであれば絶対的な影響を、RAWだとしても編集時間の短縮に繋がる方法があります。
今回の設定は、私が私の被写体(人物〜ストリートスナップぐらいの速度)を対象としたものとなっています。とは言え、設定項目多すぎてわけわからん〜って人は騙されたと思って一旦使ってみてくだせえ。
あらゆるカメラに通用する内容となっておりますが、ニコンの人は特にAFの使い分けのところが今のところZの全機種で有効ですのでお試しください。
次回、続きましてセットアップメニュー編やります!
素敵な写真ライフを〜!
